Tec40 3日目です

今日は3日目なので
やる内容がさらに盛りだくさんに。。。。
ロングホースで空気を共用しながら18メートルを
マスクなしで泳ぐ。
減圧タンクを一人で回収して装着。
そして、減圧シュミレーション。
リフトバックの展開などなどです。
リフトバックを無事に展開できました。
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減圧タンクの回収も無事に終了です。
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明日は、最後のテック40のダイビングです。
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もう少しです。

そして、エグザムもあります。
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Tec40 2日目です。

今日はTec40の2日目です。
今日のメインはこれです。
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水底でステージ/減圧タンクを装着して外して
再度装着します。
泳いで回収、装着。
また、ガスの消費量と深度を記録して
これからの計算に必要なデーターどりを行います。
などなど、今日もやることがたっぷりです。

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レーニングに出発です。

Tec40 始まりました!

PADIのテクニカルコース
Tec40のコースがスタートです。
Tec40はテックレックプログラムの最初の項目で、
4ダイブです。
限定水域からスタートができて、
テクニカルダイビングの最初の知識と
基本スキルを練習します。

今日は、装備の組み立てからです。
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これがピタリと決まるかどうかで
これからの快適性が決まります。

そして、完成です。
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これから行う限定スキルは
ホバリング
フリーフローしている想定でタンクバルブを閉める。
ガス切れの緊急事態シュミレーションを
チームメートと30メートルのロングホースを共用して
泳ぐなどです。

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行ってきま〜す。

テクニカルダイビングを快適に!

テクニカルダイバーの為に考えられた
ウエットスーツができました!
front
ダイビングスーツ専門メーカーの
ワールドダイブと試行錯誤して
できあがったスーツです。
きめ細かい工夫が随所にあります。

shoulder
肩〜肘までの曲線デザインの箇所に
擦れと摩擦に強いソフトラジアルを採用。

arm
肘下〜手首上部までの箇所に
強度とズレ防止に強いカノコジャージを使用。

back
バックファスナーを通常より2cm長くして
着脱がしやすくしました。

p
両太腿上部に長さ14cmの小用ファスナーを付け、
開閉は下〜上に上げる仕様です。

backback
セミドライ仕様を通常のWet仕様に変更。
首のACSネックを
ZEA専用ラッシュレスネックに変更し、

バックファスナーを通常の
バックファスナーに変更。
両手・足首のセミドライ仕様を
イクラジャージに変更。
この様な仕様変更し完成致しました。

vest
フードベストは
通常の長さをボレロ丈と同じ長さの丈を採用。
前左の胸部下部〜腰上までにかけ
クロスファスナーを採用。

front vest
backshoulder
肩に切り返しを設け、
その箇所に擦れと摩擦に強いソフトラジアルを配置。
通常の水抜き穴の位置から後へ2cm間隔で縦に2つ増加。
この様な仕様変更し完成致しました。

Advanced Equipment

aes

 

 

 

 

 

 

 

Advanced Equipment(AES)【アドヴァンスドエキップメント】
沈船や洞窟へペネトレーション、頭上がふさがれている場所での緊急事態に対応するツール。

 

アドヴァンスド エキップメント(AES)SPトレーニングが、江之浦で開催されました。

沈船・洞窟内への侵入時に考えられる緊急事態には、天井や壁にタンクバルブ、レギュレーター1stステージ、LP・HP各ホースがぶつかったことで起こるエア漏れがあります。それらに対応するために必要なのは何と言っても時間、それをもたらしてくれるのはエアです。アドヴァンスド エキップメントは、そのような環境でダイビングを行う場合の最低限の装備と言えます。

また、そのような環境はバディ同士が横に並べないほど狭い場合が多く、万が一バディがエア切れを起こしても、縦一列のままでバックアップ空気源を使用できるよう、ロングホースを使用します。

 


これが、アドヴァンスド エキップメントセットアップの図。
ステージボトル、ポニーボトル、またテクニカルダイビングでは、デコボトルなどと呼ばれ減圧用ガスの供給源として使用しています。

このアドヴァンスド エキップメントについているレギュレーターシステムには、2ndステージとゲージが一つづつ付いています。2ndステージのホースの長さは普段使用している物と変わりませんが、ゲージはかなり短くなっていますね。
また、タンクについているバンド類もいつもより多め。

これらに使用する物は、タンクのサイズも含め決まりはありませんが、ゴールは同じです。

このアドヴァンスド エキップメントにはレギュレータシステムの他に、ネック部にフッキング用スナップと、シリンダー中腹部にフッキング用スナップが付いたDリング付きタンクバンドが、BCDの2ヶ所にフッキングできるように付いており、またレギュレーターの各ホースをまとめて留めるためのバンドも付いています。

さまざまなメーカーから、いろいろなハードウェアが販売されていますが、基本的に用途は同じです。ですので販売されている物を購入される場合もありますし、オリジナルで自作される方もいらっしゃいます。

このアドヴァンスド エキップメントの中腹部についているバンドは、いつも使用しているタンクバンドと同じものを使用しています。固定型Dリングを取り付け、ピンシャックルで繋げて、フッキング用スナップをDリングに取りつけました。

巷では、もともとDリングが付いているステンレス製のバンドが販売されています。それはタンクの径に合わせてバンドのサイズが調整可能なものです。

たとえば下のタンクは6Lのアルミタンクです。

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場合によってはこのタンクよりも小さいものを使用することもあります。これよりも小さいタンクと、上記のスチール製の10Lタンクとではタンクの径が全く違いますし、重さも違います。同じタンクバンドが使用できるのは便利でいいのですが、タンクのサイズに合わせてバントを変えるのも方法ですね。

上記のアドヴァンスド エキップメントのネックには、ループ状にロープを編み、先端にバタフライスナップを取り付けました。同じ用途で、15?位の厚手のストラップにスイベルスナップを縫い付けて販売されているネックストラップもあります。

ホースをまとめるバンドは、実は自転車のタイヤ用チューブです。これがけっこう便利なんです。またシリコンチューブなどで対応される方もいらっしゃいます。これもタンク全体を包むようにホースをまとめられるホースラップとして販売されています。

将来的に、レックやケーブダイビングでペネトレーションや、またテクニカルコースにエントリーを考えている場合などは、ADD SPトレーニングは実践的な内容になっています。アドヴァンスド エキップメントのセットアップから、装着した状態での各スキルの習熟、ロングホースの取り扱いに至るまですべてカバーします。

このようにスチール製10Lのアドバンスド エキップメントをフッキングしてダイビングする場合、やはり体のバランス維持や水中でのアドヴァンスド エキップメントの着脱などは、最初はままならないものです。将来的なことを考えて、このトレーニングの段階から自分のハードウエアを作成される方が多いのですが、その場合、ネックとタンク中腹部のフッキングスナップ類で水中での体の安定が変わってくることがあります。アドヴァンスド エキップメントを装着した時に、できるだけダイバーの体からアドバンスド エキップメントが離れないように、フッキングパーツをできるだけ短くするように工夫すると、水中でも体が安定します。

ハードウエアに使用するパーツも、さまざまです。
例えば…

pinshackle











このピンシャックル、左右違うのですがわかるでしょうか?
(スタッフのアツい語りを聞いて、すでに使用済みの方も多いはず・・・)
左側のピンシャックルはツイストしているので、U字部にDリングなどを通した時は水平になります。右側は多少ですがねじれてしまいますね。同じ素材、同じ大きさなのですが、お値段は倍くらい違ったりするのです。(企業努力が足りずすみません・・・)でもこの微妙なねじれが、水中でのアドヴァンスド エキップメントのスムーズな着脱に関わってくるとすれば、このツイストタイプを選択することは惜しみませんよね。最近ではこれを携帯ストラップとして付けるのが、密かなブームです。。。

水中のレポートはまた次回。。。






 

Reel Work

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岩ビーチ:エントリーエリアのゴロタを抜けると、沖に向かって広い砂地が続く。max15mと遠浅で平坦な砂地に時々点石があり、干渉するものが何もないのでラインワークには最適なポイント。


今日は先日サンケンオブジェクトSPトレーニングを修了された方希望の、リールワークトレーニングが行われました。

リールワークで何をトレーニングするのか?
サンケンでもリールの取り扱いを実践しますが、メインは計測です。ではこのリールのラインを、計測以外でどのように使用するか・・・

バディダイブの際にガイドロープに見立てて伸ばすライン、シグナルフロート(リフトバック)を水中から上げるライン、水中で物を固定しておくためのライン、などと用途はさまざま。

今日は、水中でガイドロープに見立ててラインを伸ばすトレーニングです。目標物が何もないエリアでも、このようにラインを伸ばすことで、自分とバディ、または一緒に潜るチームメイトの指標ラインとして使用していくことができます。


ポイントは岩。ビーチポイントはOWトレーニングでもよく使用しますが、何と言っても平坦な砂地が沖に向かって続き、どこまでもどこまでも果てしなくラインを伸ばすことが可能な地形なのです。(もしかしたら、真沖にあるボートポイント:トライアングルまで行けちゃうかも)


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今日のトレーニングで使用したのはDive Riteセーフティーリールです。
このリールは、主にケーブ・レックダイビングのペネトレーション時に、メインやバックアップ用として使用されていますが、もちろん私達はリクリエーションダイビングでも使用しています。
比較的全体的に小さめで、手の小さな女性でも充分に操作しやすく、ライン巻き上げ時に、ドラムに均等にラインを均す指先の調整もしやすいのです。

また最大の特徴は・・・ 万が一、水中でラインが絡んでも対処ができる!ことですね。(絡んでしまうという問題については別の機会に)水中でラインが絡む時、往々にして多いのがドラム外側とリールドラッグの間にラインが挟まってしまい、そのまま巻き上げ続けると当然ドラムが回らなくなってしまう。そんな時、ドラム外側のパーツを外し、絡んだラインを解き、最終的には巻きなおしてエキジットすることができます。

ラインは、ケーブ用を使用。他にレック用が選択できますが、ケーブ用ラインは43m。レック用は耐久性の強い太めのラインを使用するので、ラインの長さは27mとなり、私たちの本来の目的、上記の用途ではケーブ用ラインを選択します。

ドラムはプラスチック製。新品はもちろんピカピカです!これを自分のものにするべく、ドラムの淵を鑢で削って角を取ったり、グリップのネジの位置を変えて手の大きさに合わせたり、ラインの先端にはシャックルまたはオリジナルのストッパーを取り付けたり、と使用するまでにさまざまなオリジナルのカスタマイズが加えられる訳です。


reel work


 









 

今日は、6名のダイバーがこのラインを指標として水中を動きます。水底にラインを伸ばす、と言ってもラインを伸ばしていくだけでは・・・。巻き上げ、絡み、環境へのダメージなどなど、気をつけなければならないことは多々あり。。。

一番気をつけなければならないのは、自分が水中に伸ばしたラインに、他のダイバーが絡んでしまうことが絶対に無いようにするべきことです。ラインが水底から浮いたまま伸ばし続けると、絶対に絡みの原因になります。ラインは水底に這うように伸ばされていなければなりません。

またラインを伸ばす際、ラインの撓みは絡みの最大の原因になります。適度な張り、巻き上げ時の強さなどの調整がポイントです。
ラインを伸ばしながら、ラインの浮き具合を確かめつつ前進。そして点石やアンクルウエイトを使用して、水底からラインが浮かないように適度な感覚で固定していきます。それに夢中になっていると、自分の浮き具合が・・・?巻き上げたりしちゃうんですね〜。
もちろん水底に干渉することなく、作業しやすいように水底に近い所で中性浮力をキープして行う、これがラインワークトレーニングです。








 

Orientation to Doubles

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Orientation to Doubles 【オリエンテーション トゥ ダブルス】
リクリエーションダイビングの範囲で、生物観察、水中写真、長距離の移動・・・残圧に余裕を持ち、行動範囲が広がるダイビングが可能になる。


オリエンテーション トゥ ダブルス(OTD)SPトレーニングとは、ツインシリンダー(Wタンク)を使用することのできる器材の知識、スキルを習得するトレーニングコースです。ここで使用する器材は、普段使用している器材とは全く違う装備になり、これらの取り扱いを徹底的にマスターします。

Wタンクなので、水中に持っていくガス量は単純に倍。残圧に余裕が出てきます。どんな場合でも、緊急時に必要になってくるのは呼吸ガスです。ガス消費が早めな方へは安心の装備となりますね。

このトレーニングコースで使用していくガスは空気です。窒素による制限があるのは、空気であればWタンクもシングルタンクも変わりません。

もしこの装備で40%までのエンリッチドエアナイトロックスガスを使用することができたら・・・減圧不要限界の延長!これがAdvanced Doubles(ADD)【アドヴァンスド ダブルス】トレーニングです。ガス消費にプラスして、窒素による制限をグンと広げることができます。もしあの場所で、その装備でダイビングできたなら・・・ そんな妄想も楽しくなります。
この話はまたいずれ。

 

今日はOTD SP1日目。
午前中は、使用器材やこの装備でダイビングする際の利点・注意点をじっくりと学科。午後から湯河原プールへ移動して限定水域トレーニングとなりました。
このトレーニングコースの8割は、何度も器材セットアップ・セットダウンを繰り返し、これらの装備の取り扱いの習得に費やされます。

これらOTD 、ADD はSunken Object と合わせて、IANTD AD EANxコースや、DSAT テックディープダイバーコースの前段階としても最適なトレーニングです。
器材の精通、これが大きなウエイトを占めるテクニカルダイビングへ向けての準備としても、実践的なトレーニング内容になっています。


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暑いプールサイドでは汗ダクダクですが、インディペンデントWタンクのセットアップが完了しました。このあと実際にプールへ潜り、さまざまな調整に入ります。